省エネ・防災に高い関心。



博報堂生活総合研究所では、今後の消費志向を読み解くために「今年(2012)のときめき」と「明日の必要」という2つの指標に関する調査を実施した。
その結果、省エネと防災に高い関心があることがわかった。

「今年のときめき」はワクワクしたり、実際に購入・体験して感動した「モノ」「コト」。
みんなで同時体験できるイベントと、未来を明るくするような技術進化に回答が集まった。
具体的には、ロンドン五輪(1位)、金環日食など宇宙ブーム(10位)といった日常を忘れるような感動や、高速通信対応スマホ(6位)、無料通話アプリ(15位)など、新しい情報環境の評価が高かった。

一方、「明日の必要」はこれから必要、期待する商品やサービスが中心。
3つのキーポイントが浮かび上がった。
1つ目は天災、気候変動へ対応するための「防災」。
普段使いの防災用品(14位)がそれだ。
2つ目は外的環境から家族を守る日用品などの「未病」。
機能性メガネ(5位)、食物アレルギー対応商品(10位)などだ。
3つ目は電力不安からか「エネルギー」。
LED照明(1位)、創エネルギー・蓄エネ商品(2位)、新・ハイブリッドカー(3位)など上位を占めた。

東日本大震災は、私たちの生活基盤を見直す契機となった。
手始めに電球やエアコンの交換で、技術の進歩を体験したし、今後は生活基盤を作り直す意識の芽生えが、他の家電や情報環境の整備まで広がるだろう。
非日常のイベントで日々の不安を和らげながら、明日の生活基盤の再構築を始めている。
このような消費者の志向は単発で終わらず、日本の消費の底流としてしばらく継続するのではないか。

Share on Facebook

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする