無印、旅行・出張に狙い国内外の空港やターミナル駅に小型店を



無印良品の運営する良品計画が、旅行・出張で国内外の空港やターミナル駅に小型店を出店中だ。
既存店の拾いきれないニーズに対応している。

良品計画が展開している小型専門店{MUJI to GO」。
コンセプトは「トラベル&モバイル」。
旅行者・出張者をターゲットに国内外の空港やターミナル駅に出店している。
海外ではニューヨークのジョン・F・ケネディ(JFK)空港をはじめ、香港、台湾、パリなど6店を構え、JFK店では国際空港サービスのコンテストで「Best New Retail Concept」(ベスト新小売りコンセプト)部門2位を受賞している。

店舗サイズは20~50坪とコンパクトで、アイテム数も1000程度に抑えている。
国の違いや、空港と駅での客層や目的の違い、国際線か国内線など、それぞれの需要が異なり、各店ごとで潜在ニーズの検証と買いたいと思う品揃えが重要だ。
「MUJI to GO」の商品の6割は共通の売れ筋商品だが、残りは現場や顧客の声で違いが出る。
売り場も観光客らを意識し、非日常を演出するよう工夫、海外の空港でファンになり、その後ウェブで買い物する人も増えている。

そのほか、国内の駅ビルなどでも「MUJIcom」という小型店舗を6店出店。
こちらのコンセプトは「日常生活の必需品が、毎日の移動の合間に手に入る」というもの。
乗降客10万人以上の駅で同社の未出店駅は100以上あり、MUJIcomはその空白地帯を埋める選択肢の一つだ。

移動の時代にあって、その動線上に新たな需要を開拓した良品計画の展開は、新しい小売業の姿を示したと言える。

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