出版不況でも男性誌は好調!


雑誌市場が縮小する中、30~40代男性向けのファッション誌が検討している。
12年の推定発行部数は380万部前後と、前年を2割強上回った。
また、類似のライフスタイル誌をあわせた発行部数は約5%増となっている。

もともと30~40代は紙媒体から情報を得ていた最後の世代といわれる。
雑誌を教科書代わりにコーディネートを学ぼうとするなど、信頼感や親近感を抱く人が少なくない。
また、この世代は身だしなみや清潔感を重視する人が多いという。

さらに、若者が交流する「街コン」参加者のうち、30代が40~50%を占めるという。
街コンの成約率は20~30%。
交際相手探しに熱心な街コンのリピーターは、ファッション誌で学び、参加しているのではないか。

出版社側もこのような読者ニーズに配慮し、枻出版社の「2nd」では外国人モデルを使わず、読者が着こなしをイメージしやすいよう配慮している。
また、服の手入れなどの実用情報やうんちくの充実も心がけている。

雑誌売り場も変化している。
同ジャンルの販売が伸びていることからコンビニでの販路が拡大し、書店の店頭露出度も高まっている。
雑誌全体では、休刊が創刊を上回る状態が続いている中、売れ行き好調ジャンルのスペースを増やす書店もある。

雑誌の情報に信頼感などを抱く世代で、着こなしに気を配る消費者層は当面、一定数を維持する。
業界関係者では数年はこのジャンルの好調が続くと見ている向きも多い。


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