トイレで集客?TOTOが提案するトイレ集客とは。



料理の質やカウンター、厨房設備と同じくらい、店の評判を左右するのはトイレの印象だ。
住設機器大手のTOTOは、中小の飲食店を対象に集客への影響力やノウハウなどを説明しながら、リフォームを推進している。

TOTOが実施したアンケート結果で、飲食店のトイレが汚いと「お店のイメージが悪くなる」と答えた人は全体の82.3%となった。
さらに「料理や雰囲気のレベルが同じなら他の店に行こうと思う」と回答した人は56.6%で、トイレの清潔さに対する関心は高い。

女性の7割以上が飲食店での男女兼用トイレが不快、男性でも7割が気まずさを感じているという。
男女別々のトイレを設置したいが、資金に余裕がない中小飲食店はどうすればよいか。
まずは客の本音を理解し、改善につなげたい。

TOTOの調査では、女性の8割以上が床が濡れたトイレが不満で、7割近くが男性の使用後に上がった便座を手で下げることを不満に感じている。
また、トイレの場所がテーブルのすぐそばにある店だと55.8%の人が不快だと答えた。

同社は、設備の改善策として男性用小便器の併設して床濡れを防いだり、センサーで感知して自動開閉する便座の導入を薦めている。
設置スペースの問題があるが、同社の法人向けショールームで有効なスペースの活用方法を提案している。
例えば、外側に丸くたわませトイレ内の空間を広げた引き戸や、便座の設置位置を斜めにし、便器前方の空間を広げて利用しやすくするなどだ。
また、ドアの色や模様が目立たない様にしたり、店内のBGMで音漏れに配慮するのも有効だ。

アメニティーの充実も重要で、トイレに欲しいものとして、脂取り紙や消臭スプレー、歯ブラシなどのエチケット用品が上位に上がり、備えられていることへの満足度は年齢が下がるほど高まる傾向だ。
ただ、快適なトイレづくりにはハード面の見直しに加え、清掃に携わるスタッフの教育徹底も必要だろう。

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