オシャレな作業着。



これまで機能性重視だった作業着に、デザインを重要視する20~30代の声が反映され始めた。
デザイン性の高い品ぞろえを増やし、職場以外での着用も期待される。

昨年11月にクラシコが開発した「タブレットショートコート」(2万800円)は、1週間で100着が売り切れるほど注文が殺到した白衣。
左脇に「iPad」「iPad mini」用ポケットがあり、端末を収納してもシルエットが崩れないのが特徴。
もともとテーラーメード仕立てでスーツのような白衣が、スタイリッシュで評価も高かった。

土木作業や自動車整備などで使用される「つなぎ」では、アニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボ商品が話題だ。
主人公が所属する「NERV(ネルフ)」の作業着がモデルで、虎壱と東レが共同開発した帯電防止素材を使用。
11年8月に第1弾の受注販売したところ、100着が完売。
価格も2万円と、通常の虎壱のつなぎの2倍以上だが、値段の割には売れているようだ。

農作業着では、カラフルな女性用農作業着が人気だ。
「着たい農作業着が無い」という農家の声を受け、作業服専門店「プロノ」を展開するハミューレが農業用品ブランド「サンサンサン」を立ち上げた。
商品も巻きスカート、タオル、ズボンなど多岐にわたる。
ガーデニングやアウトドア目的の購入者が増えている。

復興需要で、作業着の需要は微増が続き、節電の影響で高機能ユニフォームが見直されている。また20~30代は、制服で学校を選ぶ風潮が高く、ユニホームへの憧れもある。
就職難を機に農業や土木作業系への注目が高まる中、仕事着もオシャレなものを、という要望に応える作業着は、職場イメージの向上に一役買いそうだ。

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